市場調査を行い、潤滑油の動向を把握しよう

様々な用途に使われる潤滑油

潤滑油は石油を精製した鉱油や化学合成した合成油を原料とし、これにいくつかの添加剤を混ぜて製造されています。どのような添加剤を入れるかは、その潤滑油に何の機能や性能が必要かによって変化します。

潤滑油は様々な用途で利用されていますが、特に多いのは自動車向けの潤滑油であり、ガソリン車用やディーゼル車用のエンジンオイルを中心に利用されています。このため、潤滑油の需要は自動車の生産状況に大きく影響されています。

この他、航空機や船舶といったその他の輸送機器でも潤滑油は利用されています。また、建設機械(油圧作動油など)や工作機械、発電装置といった産業向けにも広く利用されている他、金属の切削や塑性を行う際の加工油としても使用されています。

このように潤滑油は幅広い用途で利用されているため、潤滑油の動向を把握する際、どういったタイプがどの用途に多く販売されているのか、今後の需要の見込みはどうなるのかいった視点で市場調査が必要となるでしょう。

潤滑油における今後の期待

潤滑油における注目市場として、自動車やバイク用のエンジンオイルや産業用のギア油、自動車部品や建設機械向け等のグリースが挙げられます。エンジンオイルは添加物の量が多い潤滑剤です。

アジアを中心に自動車やバイクの需要が増えていることもあり、エンジンオイルの需要もこれからも継続して市場拡大することが期待されています。なお、エンジンオイルは性能に応じた様々な規格が設けられており、規格に即した製品の提供が必要となります。

また、省エネルギー化に対応するための低粘度化等に関する技術もより重要になっています。産業用においては圧延装置や発電装置(風力発電機等)の需要が堅調であり、今後も安定した成長が期待できます。

自動車部品や建設機械向け等のグリースの需要は各用途の需要に比例しており、これらが旺盛な東南アジアや中国等における販売拡大が期待されています。また、自動車部品の高性能化への対応、建設機械の長寿化への対応もあり、単価の上昇も期待できます。

このように潤滑油の市場は裾野が広く、需要も比較的安定しています。 また、いくつか成長が期待できる分野もあるため、新規参入や新たな開発等を十分検討できる製品といえるでしょう。

市場調査を実施しよう

潤滑油の業界における新規参入や新製品開発を行う際には、市場調査を実施し、様々な情報の情報収集が必要となるでしょう。それぞれの用途によって製品に求められる性能が異なるため、それらに関連する情報の収集も必要でしょう。

また、用途や性能に合わせて原料となる油や配合する添加剤の種類やブレンド方法が変わるため、どういった製品をターゲットにするのか、ニーズはどの程度あるのか情報収集を行うことも必要でしょう。

これらの情報を自社で把握するにはリソースの問題や情報収集方法の制約があり、精度や情報量に問題が出てくるでしょう。そこで、外部の調査機関に市場調査を依頼することを検討してみましょう。

調査依頼先の検討においては、弊社の「マーケティングリサーチコンシェルジュ」への問い合わせや各社HPでの業務内容を参照するのが良いでしょう。候補先を決定したら、見積もりを依頼し、期間や費用を比較し、最終的な委託先を決定しましょう。

市場調査会社をうまく活用しながら、必要な情報を収集し、今後の事業展開に役立てましょう。

 

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