コラム 市場調査

リサーチを行い、ブルーオーシャン探そう

リサーチを行う必要性

 

企業のこれからの戦略や施策を検討し決定するためには、信頼できる情報が不可欠です。

過去の実績や個人の経験を頼りに、会社や新規事業の方針を決めたのでは、将来大きなリスクを抱えることになります。

たとえ一時的に業績が上向いても、有効な戦略を継続的に打ち出すのは難しいため、次第に業績が落ち込む可能性が高くなります。

そのため、今後の会社の方針を考える際には、精度の高い調査データを用いるようにすべきでしょう。

確かな情報に基づいて戦略や施策を検討すれば、有効な選択を行えるでしょう。

根拠のない情報を基に議論にすると参加者を納得させることができず、役職や実績のある人などの意見が重視されてしまいがちですが、確かな情報を用いて話し合いを行えば、有意義な討論が可能となるでしょう。

しかし、現実には社内のスタッフだけで、戦略や施策を検討するための必要な情報を用意するのは困難です。

 

また、有効な情報を得るには専門的な知識とスキルが必要となります。

調査手法を解説する書籍なども数多く販売されているため、簡単に実施できそうですが、実際に社内のスタッフで調査を実施しても、有効な情報を収集するのは容易ではありません。

そのため、有益な情報をより確実に入手するには、各種調査を専門とするマーケティングリサーチ会社を活用するべきです。

マーケティングリサーチ会社に依頼すれば目的に応じて調査を行い、有益な情報を提供してもらえるでしょう。特により情報の精査が必要となる新規市場の開拓を行う際には積極的に活用しましょう。

レッドオーシャンとブルーオーシャン

新規開拓を行う際に考えなければならないのが、市場の状況です。

これらに関するキーワードとしてレッドオーシャンとブルーオーシャンがあります。

レッドオーシャンとはすでに一定の市場規模がある一方、多くの競合が参入し、競争の激しい市場のことです。

すでに市場が成熟している上、競争相手も多く、差別化を図るのが難しいため、価格競争に巻き込まれやすく、大きな利益を確保するのは困難です。

 

一方、ブルーオーシャンはレッドオーシャンと異なり、競争相手がいない、またはほとんど存在しない未開拓の市場です。

今後の市場の拡大に加え、仮にこのような市場に参入することになれば、他の企業との競争もほぼ皆無であるため、価格競争に巻き込まれる心配もありません。

こうした市場に参入した場合、最初は売上高や利益も小さいかもしれません。

しかし、市場における独占的な地位を確保できれば、やがて市場が拡大した際に大きな収益を得ることにようになるかもしれません。

こうしたブルーオーシャンを探すのは、容易ではありません。情報収集に長けた外部のマーケティングリサーチ会社の活用しながら、開拓を行うのが良いでしょう。

マーケティングリサーチ会社を利用する際の注意点

マーケティングリサーチ会社に仕事を依頼する前には、まず調査の実施目的を共有しましょう。

目的を共有できると、リサーチ会社はより目的に即した情報の収集に動き、結果的に有益な調査を実施することができます。

リサーチ会社は企業活動に有益な調査を専門に行っていますが、依頼する企業の内容や課題などについては、社内の人間の方が詳しいのは当然です。本当に意味のある企業戦略を立案して実行するためには、どのような目的で情報を収集するのか整理し、目的を正確に伝えることが重要です。

全て依頼すれば上手くいくだろうと考えていると、自社の目的に沿った調査が行われずに、有益な情報が得られないでしょう。

それでは費用を無駄にするだけではなく、目的に合っていない情報に踊らされて、事業運営を誤った方向に導く可能性も出てきてしまいます。

マーケティングリサーチの重要性が広く認識されるようになって、専門の会社を利用する機会も増えましたが、自社を目的に沿った情報を提供してもらえる相手を選んでいないケースが多く見受けられます。

そのため、まずは調査会社選びからスタートするのが、賢明な方法です。早く結果を出そうと焦らずに、調査会社選びは慎重に行いましょう。