コラム ニーズ調査

ニーズ調査・ユーザー調査を実施しよう

顧客ニーズを把握しよう

企業が継続して利益を出し続けていくには、顧客のニーズを把握した上で今後の戦略を検討することが大切です。そのような場面では、ニーズ調査を実施するのがおすすめです。ニーズ調査は既存顧客や今後の顧客候補に対し、製品やサービスにおける要望・改善点に関する情報を収集するものです。これらの情報は新製品・サービスの開発や既存製品・サービスの改善、未知の業界への参入の検討等に活用することができます。

特に製品やサービスの販売状況が悪く、経営状態の悪化を招いている場合には、競合する製品やサービスのユーザー調査を実施し、ターゲット層や購入要因等を確認し、参考にするのも良いでしょう。

一般消費者を対象とする場合、こうしたニーズ調査に加え消費実態や需要動向に関する調査を行い、一般消費者の趣味や趣向、生活スタイルに関する理解を深めることが重要です。最近では人々の価値観やライフスタイルが多様化してきている事情を踏まえると、性別や年代だけでターゲットを絞り込んでいたのでは不充分です。想定しているターゲットの消費実態や需要動向をより正確に把握するには、細分化した属性条件を設定する必要があるでしょう。

旧態依然のサービスを提供していたのでは時代の流れに乗り遅れ、ライバルとの競争に勝ち続けることは難しくなります。ニーズ調査を行い、顧客ニーズに把握に努めましょう。

ニーズ調査・ユーザー調査のメリット

ニーズ調査を実施することにより、今後どのようなユーザーをターゲットすべきか、どのような製品やサービスを開発しなければならないか明確になるでしょう。加えて、ユーザー調査によってどのような層が顧客となっており、どのような製品やサービスに関心を有しているのか明確になります。

一般消費者向けのユーザー調査では、ユーザーの好みや興味、関心の方向性を把握することができます。また、同じ商品やサービスのユーザーであっても年齢や性別、居住エリア、職業や家族構成などによって購入動機や嗜好は変わってきます。それらの細かな属性条件を設定した上で調査を実施し、情報収集をすることは市場の有望性の判断や、今後の事業戦略の策定にとても役立つでしょう。

社内で業績拡大が見込めると判断し開発した製品やサービスであっても、実際にそれが顧客に受け入れられるとは限りません。製品やサービスの売れ行きが低迷している場合、開発コンセプトと顧客ニーズの間にずれがあったり、ターゲットとする顧客層の選定を誤っていたりする可能性があります。ニーズ調査やユーザー調査を実施すると、これらの問題を解決するヒントが得られます。こうしたニーズ調査・ユーザー調査のメリットを理解し、調査実施を検討してみましょう。

具体的な調査方法と調査を実施する手順について

ニーズ調査やユーザー調査の調査方法は、主にアンケートやヒアリングなどが挙げられます。

ヒアリング調査の場合、グループインタビューやデプスインタビューといった方法があります。グループインタビューは、ターゲットの集団が一同に会し、座談会を開いて意見を交換することになります。その際、座談会の内容が別の方向に逸れてしまわないように司会や進行を担当するスタッフは存在しています。

一方のデプスインタビューでは、ターゲットに直接必要な内容についてインタビューする形式で調査が行われます。実際にどのような方法を選択するかは、対象者や調査目的等を考慮して決定しましょう。

ニーズ調査の実施を検討する場合、まず収集したい情報とその目的、予算や調査期間などを明確にすることから始める必要があります。その次に具体的な調査設計の段階に入り、調査実施の費用やスケジュールを設定します。なお、調査設計を行う際はターゲットの選定などについてそれぞれの担当者が共通の認識を持つことが大切です。これらの手順を踏むと有益な調査が実施できるでしょう。

調査は自社で行うこともできますが、多くのサンプル数を集めたい、より客観的な情報を収集したい場合には調査会社に業務を委託するのがおすすめです。もし調査に関心がある場合は、一度マーティングリサーチコンシェルジュに問い合わせてみましょう。