用語集
スクリーニング調査

スクリーニング調査

スクリーニング調査とは、マーケティングにおける「本調査」を実施する前に、調査対象として適切な条件を満たす人物を抽出(スクリーニング)するために行う事前調査を示します。「プレ調査」と呼ばれることもあり、言葉の通り回答者を「選別する・ふるいにかける」役割を持ちます。

不特定多数の人に一度にアンケートを取ることは、コストがかかるうえに非効率です。例えば、30代の女性をターゲットにした化粧品メーカーが、男性や10代の女性に対してアンケートを行っても、有意義なデータは得られません。そこで、「30代」「技術職」「年収〇〇万円以上」といった属性や、「他社の特定製品を使ったことがあるか」といった条件を満たす対象者だけを事前に絞り込み、その人たちに限定して本調査を実施します。

この調査の最大のメリットは、自社の製品やサービスにとって真に役立つ精度の高い情報だけを効率的に収集できる点です。ただし、実施する際には注意点もあります。回答者が「どんな人を求めているか」を推測できてしまうような直接的すぎる質問は避け、複数の選択肢のなかにライバル社を混ぜるなど、対象者の本音や実態を正しくふるいにかけられるよう、設問を工夫して設計することが重要です。